2014年9月10日水曜日

Free Walk Tour Santiago

帰って日本の地下鉄の複雑さに適応し直せるか心配しています。マヨネーズです。
フラペチーノです。

サンティアゴの街歩き・・ってどうすればいいのか、私たちもよくわかりませんでした。
そんな人にピッタリ!なツアーに参加してきたので、フラペチーノとマヨネーズの連名で、その様子を紹介したいと思います!その名も・・・


Free Walk Tour!


サンティアゴは日曜日にはほとんどの店(時にはマックでさえも!)がしまるので、日曜日のアクティビティを探していました。
そこで、私マヨネーズはクスコでiPeru(Information)でみつけたFree Walk Tourの存在を思い出しました。チリでもやっているのかな?と思ったところ、ちゃんとありましたTripadviserでも高評価です!しかも、先輩も行かれていたようです。
ということで、いってみましょう!と思い立ちました。


Free Walk Tourは、「費用はチップのみ」と掲げるツアーです、ヨーロッパが発祥で、いまは各地に広がっているそうです。
ペルーではアレキパ・リマ・クスコの三都市で行われており、チリでもサンティアゴとバルパライソの二都市で行われているそうです。
4時間(休憩含む)基本的に歩きっぱなし。基本的に建物の中には入らず外観を臨む。解説は歴史的な事柄を多く含む。そんな特色のあるツアーです。

ということで、いけめんガイドさんと共に街歩きに出発です!
ここからは主にフラペチーのの体験記です笑

私フラペチーノとKeegoも日曜日にfree tour に参加してきました。さらに私フラペチーノはその後ツアーで巡って気になったところを、個人的に散策しにいきました。なのでツアー自体の内容(=ツアー当日)と、後日談に分けて書いていこうと思います。

「ツアー当日:10時だよ、全員Plaza de Armazに集合」

フラペチーノ組のガイドはホアキンさん。ボリビア人ということですが、チリに住んで10年以上経つとのこと。完璧な英語と完璧なスペイン語(当たり前か笑)を駆使してツアーに参加する観光客と会話してくれます。ツアー全体はおよそ15名ぐらいの参加者がいました。ホアキンさんは最初に各々の参加者に話しかけ、出身国等を聞いて、今日のツアーの言語は英語一本と決めたようです。
マヨネーズに至っては、いけめんガイドさんは安定のチリ時間で、ガイドさんも15分遅れ笑 でも彼も英語はとてもきれいで、ポルトガル語も操り、挨拶は日本語もOKでした。笑









「ツアー当日:予定は未定」

まず最初に説明を受けたのはcathedoral(大聖堂)とPlada de Armazです。どちらも絶賛工事中。Plada de Armazの工事日程としては6月に終了しているはずでしたが、「工事終わらないから12月まで延長しまーす」とのこと。つまり私達がプロセメ期間中に広場の全貌を拝むことはできないということになります(工事用の塀で広場が仕切られているため)。またCathedoralも中には問題なく入れますが、外観を中心に工事中です。どうやら地震で受けたダメージの補修らしいです。











アルマス広場付近には他にも郵便局本局、市役所、裁判所、元国会議事堂など綺麗で重要な建物が多くあります。

近くには先コロンブス美術館。チリには先住民族がたくさんいました。そのそれぞれについて膨大な展示があるそうです。
こちらは第一日曜日は無料。また、文化系の施設(美術館、カルチュアルセンター)は、月曜日が休館日です。

「後日談:『Plaza de Armasを意地でも見てやる』という方へ」

個人的にCathedralとPlaza de Armazは気になったので、1人で見に行きました。ホアキンさん曰く「現段階で、観光客が広場の全貌を拝むにはMuseo Historico Nationalに行って、そこのバルコニーにあがるべし」とのことだったので、早速Museo Historico Nationalに向かいました。この博物館はチリに人が住み始めた古代の歴史から、スペイン人をはじめとするヨーロッパ人による植民地化、独立運動などに関連した収蔵品を展示している所です。絵や当時の服飾品、生活雑貨が展示されていました。建物自体は2階建てのこじんまりした博物館ですが、尖塔がありもう3階分上に上がることができました。そこからの眺めが下の写真です。Plaza de Armasを見ることができました。Plaza de Armasと反対側のバルコニーに出てみると、サントドミンゴ教会なんかも見えました。1人での散策なので「サントドミンゴ教会気になるから後で見に行くか」とぼんやり決めて、博物館を後にしました。








「後日談:フランスの風を感じようat郵便局」

Cathedralの横には郵便局があります。特筆すべきはその外観・内装です。フランス風の美しい建築が目を引きます。白を基調とした無駄のないデザインで、天窓からの光が入るので建物内は非常に明るい雰囲気です。もちろん郵便局としての機能をがっつり果たしてますが。ガイドさん情報によると「もともと独立運動という機運はフランスのものだから、独立を果たしたチリ政府にとってフランスは憧れの存在。だから独立後のチリ政府の建物の多くはフランス風」なんだそうです。「単にきれいだから」という理由ではないので、あしからず。







「ツアー当日:ラ・モネダ宮殿へ」

ラ・モネダ宮殿の前のチリ国旗はとにかくでかい。ガイドさん曰く「南米1、もしかしたら世界1の大きさじゃないかな」とのこと。さすがに風ではためく感じにはなりにくそうですが、威風堂々とした国旗でした。

また、モネダ宮殿では、2日に1回、朝10:30-、衛兵交換式があります。催行をしている日に偶然マヨネーズはあたり、15分ほど見ましたが、これがなかなかすばらしいものでした。
また、週末はパスポートがあれば庭だけは見学ができ、また内部の見学は一週間前に予約すればできるそうです(平日のみ)。


「後日談:Cultural Center」

モネダ宮殿の下のカルチュアルセンタ―は、月曜日でも空いている唯一のカルチュアルセンタ―です。お店、展示など、綺麗な空間で興味深いものが楽しめます。

外観

ブラジルの楽器体験



「ツアー当日:地震に自信をもっているチリ人」

ラモネダ宮殿を後にして向かったのはNueva York通り、つまり「New York通り」です。現在機能はしていないようですが、株式市場の建物があるそうです。New YorkのWall St.を目指した作りで、この通りの中にいると、自分がチリにいることを忘れそうです。ガイドさん曰く「チリは地震が多い国。目の前の建物は耐震技術を取り入れた最初の建物なんだよ」とのこと。確かにチリは日本同様、地震の多い国ですし、観測史上最大のマグニチュードの地震もチリで起きているぐらいです。そのため「ちょっとやそっとの地震じゃ驚かない」というのが国民気質のようです。マグニチュード6ぐらいでは地震ではなく「ちょっとした揺れ」だと、研究室の方も言ってました。





また、チリ人は名前の付け方がTHE適当。
このキレイな地区はニューヨーク、近くにはパリ通り。
他にもキト通り、グアヤキル通り・・・
新しい商業地区はサンティアゴとマンハッタンを併せてサンハッタンらしいです。雑すぎる。



「ツアー当日:川を挟むと文化が違う」

サンティアゴ市内をマポチョ川という川が流れています。この川はサンティアゴ市内を地理的にも文化的にも分けるという意味で非常に重要な川なんだそうです。川の一方にはMuseo de Bellas ???があり、ヨーロッパ風の公園が広がっていました。アメリカやフランス、ドイツから贈られたという噴水や銅像がおいてありました。Museoは鑑賞できる美術品に限りがあるのですが、外観も内装もフランス風で一見の価値はあるかと思いました。





川の反対側は雰囲気ががらりとかわります。まず建物の高さが違う。ツアー終了後訪れたサンクリストバルの丘からサンティアゴを見ると一目瞭然です。ガイドさん曰く「『ヨーロッパ風=beautiful、チリ風=ugly』だから、チリ風のものは川の向こうに押し込んだ」とのこと。因みにチリ大は『ugly』サイドにありますが、何か問題でも(笑)?しかしチリ風サイドにはベリャビスタがあったり、おしゃれで地元民に愛されているレストランが軒を連ねていました。






「ツアー当日&後日談:そうだ、ローカルレストランに行こう」

ガイドさんに勧められたレストランにツアー当日に1軒、後日もう1軒訪れました。
まず1軒目「Galindo」チリのローカルフードが楽しめます。以前にも来たことがあるのですが、懲りずにもう1回来ちゃいました。
後日訪れたのは「Ciudad vieja」私が頼んだのはサーモン&アボカドのサンドイッチです。5100ペソ、凡そ日本円で900円のものですが、非常に美味しかったです。私には大きすぎたので、今度来る機会があれば何人かで違う種類をシェアしたいなーと思いました。






















「ツアー当日:チップを払う」

ツアーは最終的にパブロ・ネルーダの『詩人の家』の前で終了します。パブロ・ネルーダ及び『詩人の家』については後で書くとして、ここではツアーの料金について言及しておきます。最初に書かれてるように、このツアーはチップ主体のツアーであって決まった金額はありません。一応相場は5000ペソ、900円しないぐらいの金額です。払うか、払わないか、どの程度払うかはツアー客に一任されています。パッと見た限りでは、大半の人が5000ペソ払っていたようです。このツアーは十分に5000ペソ以上の価値があると私は思いました。と言いつつ5000ペソしか払ってないのですが。

「ツアー当日:愛情の深さは家に表れる⁉︎」

パブロ・ネルーダはノーベル文学賞を受賞した南米を代表する詩人です。愛に関する詩が多い詩人らしく、恋人と住むための家を何軒か建築したという人物でもあります。これらの家は『詩人の家』と呼ばれ、そのうちの1軒を訪れました。ネルーダは海を好んだそうで、建築全体のテーマは「海・船」で統一されています。残念ながら内部の写真撮影は禁止されていたのですが、とにかくネルーダのこだわりがすべての部屋に行き届いているといった感じです。船室を模した内装や、客人を驚かすために作られた隠し部屋、詩作や読書のための落ち着いた雰囲気の書斎、他の芸術家との交流のためのバー等を見学できます。小一時間ほどで見終わってしまうのですが、1軒の家を見るのに小一時間かかるというのは冷静に考えて凄いことですよね。
では今回はこの辺で!
nos vemos!

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